データ活用とその副作用

前回の記事では、いわゆるアドテクによって広告が最適化されてきており、それが一部メディアにおける質の悪い記事の大量生産という副作用ももたらしているということを書きました。(前回記事) 今回はこの最適化のために用いられるデータに潜む課題と、いますべきことを書きたいと思います。 目次 はじめに データとは DMPとは 課題 すべきこと はじめに 以前私は、DMP専業の国内ベンダーの代表を努めており、おかげさまで、いろいろな企業のいろいろな案件に関わらせていただいて、オンラインの広告はもちろん、アンケートやテレビ視聴率の分析、交通広告まで、ウェブの行動データと様々なデータを紐付けて、消費者、生活者の行動を可視化し、施策に繋げていくということを行っていました。 そして直近では個人情報を含むデータを活用することで、広告やメールマーケティングの最適化、 »

アドテクの進化と副作用

自分がアドテク業界に入ったのは、例のオンラインメディア事業が失敗し、データ分析屋として、その頃徐々に注目を浴びてきていたアドテク分野の会社で働き始めたのがきっかけです。 そこではじめてDSPやらSSPやらDMPやらなんやらのことを知り、当時日本製のものはまだプロダクトとして存在していなかったDMPの集計・分析部分を作ることになりました。 DMPの話はまた別の機会にして、アドテクノロジー(アドテク)についてちょっと考えてみたいと思います。(ディスプレイ広告がメインです) アドテクノロジーというと、どんなイメージを抱くのか分かりませんが、私の認識では、 広告主目線では、「できるだけ安くインプレッション(以下,imp)を買って、できるだけ多くコンバージョンさせる」 メディア目線では、「できるだけ安くimpを増やして、できるだけ高く売る」 を、テクノロジーで最大化していくというものだと思います。 »

情報を発信するということ

ここ数年、あまりSNSやブログ等でアウトプットしてきませんでしたが、新たな挑戦に向けて、今後は文章でもアウトプットしていこうと思い、ブログをはじめることにしました。 このブログ自体の名前はなんでもよかったのですが、無料ブログサイトを使いたくなかったので、ドメインも取らないといけないですし、 inside out という名前にしました。 ▶ inside out ínside óut [副詞的に] (1) 裏返しに, 引っくり返して. (2) 裏の裏まで, すっかり. という意味らしいので、なかなか含みのある良い名前だなと我ながら思っております。 # ちなみに、ディズニー映画のインサイドヘッドは »